仕事でミスをして落ち込みました・・・

以下はシステムエンジニア、男性の方の体験談です

ミスの内容・きっかけ

そのミスは、私がシステムエンジニアとしてかなりキャリアを積んでいながら、犯したものでした。

あるプログラムの不具合を修正し、リリースしたのですが、

実際にそれが起動されると、いつまで経っても終わらないのです。

リリース前には当然テストを行い、そのときには、そんなことは起こらなかったのですが、

そこがコンピュータシステムの恐ろしいところです。

テストには、本番環境のデータをコピーしたものを使うのですが、それは既に過去のデータであり、テストをしている間にも、本番のデータは刻一刻と変わっていきます。

つまり、修正プログラムをリリースするときの、実際の本番環境でのデータパターンそのものでのテストは、現実的には不可能ということです。

だからこそ、しっかりとしたテスト計画を作らなければならないのですが、このときは、リリースを急ぐあまり、そこのところが疎かになっていたのです。

いつまでも終わらないプログラムを、そのままにしておくわけにはいきませんので、

強制終了させ、リリース前の状態に戻して再処理をしました。

通常であれば一時間ほどで完了する処理が、このトラブルによって何倍もの時間がかかり、関係者の方々に多大な迷惑をかけてしまう結果になりました。

そして、それまで築き上げてきた信用を、著しく傷つけてしまうことにもなり、

このときは私自身、相当に落ち込み、暫くの間悩み続けました。

原因を明らかにすることから始めました

落ち込んで、いつまでも悩み続けていても仕方がないので、

信用回復のための方法を考えることにしました。

まず、原因を徹底的に明らかにすることから始めました。

調べていくと、そのプログラムには元々別の不具合が潜んでいて、

今回の修正によって、それが表に出てきたということがわかりました。

つまり、半分は不可抗力だったことがわかり、少し気が楽になりました。

次に、その潜在不具合の原因調査です。

そのプログラムを最初に作った担当者とは、既に連絡が取れない状況でしたので、

自力で調べるしかありませんでした。

仮説を立ててそれを検証する、ということを繰り返し、かなり苦労しましたが、

ようやくその根本原因に辿り着くことができました。

原因がはっきりしさえすれば、その再発防止策を考えるのは容易です。

元々不具合が潜んでいたとはいえ、それに気が付かないまま修正を進めてしまったことも原因の一つですので、それを事前に効率よく発見する方法を見出だし、その方法を盛り込んだプログラムの修正手順書を作成して、再発防止策としました。

今回のトラブルで迷惑をかけた関係者の方々に、

この原因と再発防止策を説明し、納得してもらいました。

幸いにも、トラブルは致命的なものではありませんでしたので、

再発防止策を策定することで、事態は収拾しました。

パニックになる必要はないです

誰でもミスをすることはあります。

しかしそのミスによるトラブルが、致命的なものになることは、まずないのではないでしょうか。

ですので、ミスしても、パニックに陥る必要はないと、まず自分に言い聞かせましょう。

次にするべきことは、冷静に状況を把握することです。

関係先に与えた影響を把握し、それを収拾するために自分ができることを考えましょう。

そして、ミスを悔やむよりも、原因を突き止めることに専念しましょう。

こういった行動が、自ずと悩みを解決してくれるはずです

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